調理教育実施


通常、内航船舶には調理師(司厨員)が乗り込んでいます。とはいえ船内生活は全て自給が基本。また、海運会社の経費削減により、「司厨員もできる船員」も求められてくるだろうという現実があります。

現代社会の論点にもなっている食の安全を確保し、栄養のバランスよく、おいしく、楽しく、うれしい食事を提供できるようになるための基礎訓練として、専門の調理師の方をお招きし、短い期間ではありますが、調理教育が実施されました。




専修科学生の平均年齢が若干高めなせいか、調理中は誰が何も言わずとも、自分が何をするべきかを見て判断して、声を掛け合いてきぱきと調理ができました。
そのあたりを調理師の教官からお褒めいただき、非常に嬉しく感じました。
教官の授業もおもしろく、ためになり、教材としていただいた教本もすばらしい内容でした。非常に実りの多い実習だったと思います。