2008-01-01から1年間の記事一覧

航海訓練所での最初の実習が終わりました

長いようで、実際はかなり短いと感じた航海訓練所「青雲丸」での実習が終わり、晴れて無事下船となりました。 実習を通じて、航海系か機関系で迷っていた人が自分の進むべき道を決めたり、甲機の両方の免状を持つことがいかに海上で有利かを実感したり、その…

もうひとがんばり!

大学生下船後も専修科生の実習、授業、実技試験、そして先日の分の再試験(^-^;。が続きます。 横浜港出港の後、再び東京湾にて仮泊。 霊峰・富士を海上から眺めながら、「前に比べれば少しは楽になった」と感じる日々を東京港入港まで過ごしました。一部、…

一旦、横浜港へ

門司港を出、四国沖を黒潮に乗って通った後、伊豆諸島をグルっと経由して東京湾に仮泊した後、横浜港へと入港しました。 ブログ主はクタクタでした・・・ ここでは大学3年生が下船しましたので、ここから東京までは短い航海ですが、今後の青雲丸での「主役…

ラストスパート!

門司港出港後は日程が大幅に変更し、関東沖に出るまで変針の練習などをしながら3日間の連続した航海となります。 加えて、日程変更のために航海の直後に航海系の知識テストを8科目も!受けなければならないというので、早速「どれを再試に回そうか」という…

門司港入港

瀬戸内海を東から西へ辿った実習も、門司で終点となりました。 ついこの間、通ったばかりの関門大橋を別の角度から眺めてみると不思議な気にさせられますし、いつのまにか船の動きや潮の流れ、信号所にブイ、リーディングライトに自然と目がいくようになって…

瀬戸内海での航路見学

この航海のメインは瀬戸内海です。 瀬戸内海では通航した航路ごとに航路見学が行われました。 教官の説明とあらかじめ配られたプリントを照らし合わせて、航路の景観、ブイの位置、操船法、他船の動きなどを勉強します。 航路見学後には確認テストも実施され…

四国ドック見学

高松港入港時には、希望者に対して株式会社四国ドック様より工場見学の機会をいただきました。 就職先として考えられるのは、造船所もあげられますし、滅多なことでは入れるようなところではないと思っている場所だったので、ブログ主は顔をホクホクさせて参…

高松港入港

本州と四国の玄関である高松港に入港しました。 四国では雨が全く降っていなかった時期で、水不足の中の入港となりましたので、とにもかくにも節水節水。 清水の多大な消費の原因となる入浴を制限をされましたので、実習が「寒い時期」でよかったと感じまし…

小豆島にて運動上陸

11日に「二十四の瞳」の舞台で有名な小豆島の沖に仮泊し、実習や授業を終えた後、本日は運動上陸となりました。私たちにとっては二度目の運動上陸となりました。 先月と同様、交通艇とカッターに分乗して小豆島に上陸。 小豆島では寒霞渓登山が航海訓練所の…

乗船実習第2ラウンドがスタート!

知識テストも無事に?乗り越え、4日ほどのお休みをいただいた後、第2ラウンドとなる実習が始まりました。 今度は東京海洋大学、神戸大学の3年生と乗り合わせての実習で、日本の海上交通の要所であり、難所でもある瀬戸内海を中心に行われます。心機一転、…

もうすぐテストです

練習船は「海の上の学校」です。 毎日のように実習や授業があります。そこで学んだことが本当に身についているかどうかを試す知識テストが今月末と来月末に行われます。 私たち専修科の学生は機関系と航海系の両方の試験を受けなければなりません。 記憶がご…

名古屋で再度リフレッシュ

大分県臼杵市沖から、高知沖経由で名古屋港に入港しました。途中の夜航海では4mを超える時化に遭い、船橋に航海当直で入ったグループはほぼ全員が船酔いのため地獄を見ました・・・ そんなこともあって体力を消耗し、疲れた表情を見せる人が多かったのです…

スポーツ大会が行われました

船に乗っていると運動不足になりがちになります。この日は実習生は全員、カッターと交通艇に分乗し、上陸。大分県臼杵市の某グラウンドで、私たち宮古海上技術短期大学校と東京海洋大学、神戸大学海事科学部の実習生対抗のソフトボール大会とサッカー大会が…

関門航路を見学しました

青方港を出港後は、唐津、六連にて錨泊し、関門航路を通過する様子を見学しました。 この関門航路は難所とされる航路のひとつであり、しかも先月末の期末試験の範囲だったことから、皆、興味深く見入ってました。 関門大橋を通過したすぐ後に、前の日に他船…

長崎県新上五島町、青方港にて(3)

長崎県上五島青方には、国の事業として行われている石油備蓄基地があります。この日は新上五島町のご好意で、その施設を見学をする機会をいただきました。 滅多なことでは入ることのできない施設だったうえ、日本の石油備蓄事業の概略等を説明していただいた…

長崎県新上五島町、青方港にて(2)

航海訓練所では、少しでも多くの方に海運への関心を持ってもらうための取り組みの一環としてとして、練習船の一般公開を行っています。 乗船実習をしている私たちも船内の各配置について、ご来場いただいた町民の皆様の誘導や安全管理等のお手伝いをしました…

長崎県新上五島町、青方港にて(1)

私たちを乗せた青雲丸は東京港を出港し、館山沖で錨泊し救急救難に関する操錬を終わらせた後、長崎県の上五島町の青方港へと入港しました。 本校には長崎県出身が1人いるわけですが、「これぞ長崎の海だ!」と、はしゃいでました。 何にせよ久しぶりの上陸…

実習の様子を少しだけ紹介します

東京海洋大学、神戸大学海事科学部の2年生と一緒に、航海訓練所の練習船「青雲丸」での約2ヵ月半の実習が始まりました。 私たち宮古の専修科の実習生は、全メンバーを2つに分け、一週交代で甲板部と機関部に分かれて実習をします。 最初のうちは慣れない…

いよいよ乗船実習が始まりました

入学後まだ半年しか経っていませんが、他の専修科生より一足早く乗船実習が始まりました。東京晴海に停泊中の練習船「青雲丸」に乗船し、これから12月までの約3ヶ月間、全国行脚の訓練航海で、1月には一回り大きくなって戻ってきてくれることと思います…

いざ、東京・晴海埠頭へ!

本校では東京での乗船に向けて、移動日を設けています。 各自で東京への移動手段を調べ、バスや電車などの時間や宿泊地等を調べ、晴海埠頭での集合に合わせます。 中には移動に自信のない方々もいらっしゃるわけですが、一応、本校では教官が航海訓練所への…

前期の授業が終わりました

期末試験・調理実習、と慌ただしい日々が続きましたが、本日前期が終了しました。これまで学んだことがどれだけ発揮できるか?明日の移動日をはさんで明後日からいよいよ乗船実習が始まります。出発を前に、校長から激励の言葉がありました。

調理教育実施

通常、内航船舶には調理師(司厨員)が乗り込んでいます。とはいえ船内生活は全て自給が基本。また、海運会社の経費削減により、「司厨員もできる船員」も求められてくるだろうという現実があります。現代社会の論点にもなっている食の安全を確保し、栄養のバ…

前期期末試験が実施されました

乗船前の前期期末試験が3日間の日程で行われました。 前回の中間試験よりも一歩前に進むために、夜遅くまで勉強している生徒が多かったようです。 また、お互いに問題の解答や試験に出される範囲の授業内容やノートについて教え合ったり考え合ったりする光景…

帆走実習で蛸の浜へ行きました

本校では、より海に親しむこと、そして先人たちが主とした海上に吹く風を利用した航法を体験するために、帆走実習が行われます。 この日は丸一日を使って宮古市の浄土が浜のそばの蛸の浜まで行きました。 風の吹くままゆらり揺らされ、のんびりとした実習で…

求人票閲覧中

宮古海上技術短期大学校での教育期間は2年です。そのうち9ヶ月間は乗船履歴をつけるための乗船実習となっているので、陸の上にいる期間は、実質1年3ヶ月となります。 その間に、座学だけでなく就職活動もしなければなりません。 自分が乗組員として乗りたい…

内航海運に関する講演会が開催されました

この日は日本内航海運組合総連合会の方をお招きして、講演会が開かれました。 私たちが卒業してからの主な活躍の場となる内航海運の社会的役割をはじめ、業界の現状、また、業界が取り組んでいる事項やこれからの課題や展望などについて等、船乗りが「知識」…

「造形クラブ」発表会

専修科の数少ないクラブの一つ、「造形クラブ」の発表会が本日放課後に行われました。内容は、ラジコン船のバトル! 学生の「軍艦もどき号」対教官の「宇宙戦艦ムサシ」、戦う前から結果は予想できるほど大きさに違いがありました。ムサシの執拗な攻撃(波動…

閉伊川川下り大会に、本校の有志が参加しました

閉伊川川下り大会については、↓の宮古市のページをご覧ください。 http://www.city.miyako.iwate.jp/cb/hpc/Article-507-2713.htmlこの岩手県宮古市を流れる名川閉伊川の腹帯〜茂市間の約5kmのコースをゴムボートで下るレースに、本校の有志が参加してき…

第4回オープンキャンパスを開催しました

本校に興味、関心を持っていただいた方々を対象に、毎年体験入学(オープンキャンパス)を開催しています。以下本年度の過去の分です。 第1回 http://d.hatena.ne.jp/miyakai/20080621/ 第2回 http://d.hatena.ne.jp/miyakai/20080712/ 第3回 http://d.haten…

ライフラフトの投下、展張の様子を見学しました

9月1日に予定されていたサバイバル訓練は、強風のため中止となってしまいました。 そこで、この日の海上実習の時間に、先日の救命訓練の一環として、練習船からのライフラフトの投下、展張の様子の見学をしました。 練習船から救命具をつけて海へ飛び込み、…