六分儀

「いつになったら、六分儀やるんですか?」という学生の要望にこたえ、
先日の航海計器の授業は六分儀の取り扱いでした。

天体の高度を精密に測る計器です。
北半球では、北極星の高さがだいたいの自船の緯度になります。
(今回は練習として、月を使いました)


月山がジャマだなー

イヒヒッ
六分儀は、最近の商船では使うことはまずありません。
天測の原理を説明する教頭先生。

緯度は比較的簡単に出ますが、経度は非常に複雑です。
「経度への挑戦」(角川文庫)という本がありますので、読んでみてはいかがですか?