いざ、室蘭へ!


今までの乗船実習では、日程表の最終日の欄には「下船式」と書かれてありました。
しかし、2度目の青雲丸での乗船実習には、今までとは少々意味合いが違う「修了式」という文字が書かれてあります。


海上技術短期大学校では、学校のカリキュラム、航海訓練所での9ヶ月の乗船実習、そして口述試験を合格することで4級海技士(航海・機関)の免状を取得できます。
4級海技士になるための9ヶ月の乗船履歴をつけるためにある航海訓練所での9ヶ月の乗船実習。
その課程を修了するという、今までとは違うかなり重みのある3ヶ月が始まったということを実感し、東京から北海道の室蘭へ向けて出発しました。


とかいいつつ、基本的は今まで学んできたことの復習ばかり。
堅苦しいことを書きましたが、勝手知ったる青雲丸にいることに加え、航海訓練所日課も染みついていることもあり、知識や技能の定着をはかりつつ、皆、わりとノビノビ過ごしていたような気がします。




なにやら良く見る地名のある室蘭への航海のパッセージプラン。
宮古沖を通過する際は、ぜひその様子を見たかったのですが、残念ながら私の班は見ることがかないませんでした。